成田国際空港3月期決算、LCC国内線就航などの効果で過去最高益

航空 企業動向

成田国際空港が発表した2013年3月期の連結決算は、LCC(格安航空会社)の国内線新規就航などの効果もあって当期利益が前年同期の約4倍以上の153億円と過去最高となった。

航空機発着回数は前年同期比13.3%増の21万2000回、航空旅客数が同15.9%増の3343万人、給油量は同9.8%増の467万キロリットルだった。尖閣諸島問題による中国線の減便や、B787型機運航停止などの影響があったものの、前年の震災や原発事故による減少からの反動や、LCC就航の効果で増加した。

航空貨物量は同0.4%減の192万トンとなった。景気低迷や製造業の海外シフトが影響した。

営業収益は同9.0%増の1892億円、営業利益が同62.9%増の347億円、経常利益が同209.8%増の275億円と2期ぶりに増収増益となった。

今期の業績見通しは、2013年夏ダイヤからのオープンスカイによる航空会社の新規就航・増便やLCCの通年運航で航空機発着回数、旅客数、給油量が増加する見通し。

このため、営業収益が同1.6%増の1923億円、営業利益が同4.2%増の362億円、経常利益が同6.3%増の293億円、純利益が同7.7%増の165億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る