いすゞ細井社長、「1年1年積み上げていけば収益は出てくる体制になっている」

自動車 ビジネス 企業動向
いすゞ自動車 細井行社長
いすゞ自動車 細井行社長 全 4 枚 拡大写真

いすゞ自動車の細井行社長は5月14日に都内にある本社で開いた決算会見で、2014年度から始まる次期中期経営計画について「1年1年積み上げていけば収益は出てくる体制になっている」とした上で、「中計の数字というものは少し意味が薄らいでいる」との考えを示した。

【画像全4枚】

細井社長は「機関投資家や株主様には中期経営計画というのは数字も含めて精緻なものがあった方が評価をしやすいが、最近、私自身はそんなに意味がないなと思っている。中期の方針が決まっていて、それに沿った形で1年1年ボリュームを積み上げていけば結果として収益がでてくる体制になっていると思っているので、次期の中計で数字を含めて、これが我々の目標ですとやるかというのをちょっと今悩んでいる」と述べた。

さらに「基本方針は出しているし、こういう形でやっていこうよというのは社員の中で共有できている。それを数字に落として売り上げが、あるいは様々な指標がというのをやる意味というのは、そんなに無くなってきている感じがしている」とも語った。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. V3エンジンを電子加給! ホンダ『V3R 900 E-コンプレッサー』をEICMAで初公開、量産に向け開発中
  5. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る