【JNCAP】試験車両だけではなく、メーカーがアピールしたい新車も展示
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これまで自動車アセスメント発表会では、衝突試験に用いた車両のみを展示していた。主催する自動車事故対策機構(NASVA)や、自動車メーカーにとっては「安全性のアピール」であっても、自動車アセスメントが「何なのかわからない」という一般の来場者からは「どうして壊れたクルマだけを展示しているのか理解できない」という声も少なからず聞かれたそうだ。
このため今年はNASVAが保管していた試験車両だけではなく、受賞メーカーがアピールしたいモデルの新車を持ち込み、同じスペースに展示していた。カタログも用意し、興味を示した来場者には近隣の販売店を案内するなどの営業活動も行っていた。
《石田真一》