ホンダは、マクラーレンへのパワーユニットサプライヤーとして、F1世界選手権に2015年から参戦すると発表した。ホンダのF1復帰は、2008年の撤退以来7年ぶりとなる。
今回のプロジェクトでは、ホンダがエンジンおよびエネルギー回生システムを開発・製造・供給を担当、マクラーレンは車体の開発・製造およびチーム運営を担当し、マクラーレン・ホンダとして活動していく。
F1では2014年より、1.6リッターV型6気筒直噴過給エンジンに加え、エネルギー回生システムが採用されるなど、エンジンのダウンサイジング化をはじめとした環境技術が導入される。
ホンダでは、これらの技術への挑戦は、内燃機関のさらなる効率化や、ハイブリッドシステムなど、将来技術の開発や技術者の育成などにおいて大きな意義があると捉え、参戦を決意した。