4月の韓国サンヨン世界販売、1万2000台超え…新記録

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サンヨンのコランド シリーズ
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韓国のサンヨン(双竜)自動車は、4月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、過去最高だった2006年12月を超える1万2607台の新記録。前年同月比は25.9%増と、7か月連続で2桁増を達成した。

もともと1954年、商用メーカーとして創業後、1986年に双竜グループに買収。その後、韓国の大宇、中国の上海汽車と目まぐるしく親会社が変わった後、2009年1月に経営破綻。2010年、インドのマヒンドラ&マヒンドラ社の傘下に入り、再出発したのがサンヨン自動車である。

4月実績の1万2607台の内訳は、地元韓国が5115台と、5か月連続の5000台超え。前年同月比は27.7%増と、引き続き大幅に増加した。韓国では、SUVの『コランド』シリーズが販売の中心。

また、輸出などの海外実績(ノックダウン生産を含む)は、7492台。輸出分だけで見ると、前年同月比は24.7%増と、2か月連続で前年実績を上回った。サンヨンによると、ロシアなどで『コランドC』が支持された結果だという。

サンヨン自動車のLee Yoo-il CEOは、「販売新記録は喜ばしい限り。今後も新型車の投入で需要を拡大したい」と語っている。

《森脇稔》

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