トヨタ自動車、フランスで北米向けヤリスを生産開始…年間輸出台数は2万5000台

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トヨタ ヤリス 新型(上海モーターショー2013)
トヨタ ヤリス 新型(上海モーターショー2013) 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車のフランスにおける生産拠点であるトヨタ モーター マニュファクチャリング フランス(TMMF)は5月16日(現地時間)、北米向け『ヤリス』の生産を開始した。

TMMFは、北米向けヤリスを生産するにあたり、新たに約1000万ユーロ(約13億円)の追加投資を実施。北米への輸出台数は、年間約2万5000台を予定している。欧州で生産されたトヨタ車が北米へ輸出されるのは今回が初となる。

生産開始に先立って行われた記念式典には、トヨタの欧州統括会社であるトヨタ モーター ヨーロッパのディディエ・ルロワ社長、TMMF佐野眞琴社長らが出席。ルロワ社長は挨拶で「TMMF製ヤリスの輸出先として新たに北米が追加されたことは、TMMFの高い競争力を示すものである」と語った。

現在3世代目であるヤリスは、欧州にて2011年夏より販売開始され、翌年6月にはヤリスHVも導入。現在、TMMF製ヤリスは欧州各国だけでなく、アフリカを中心に、オセアニア・中南米にも輸出されており、全世界40か国以上で販売されている。

《纐纈敏也@DAYS》

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