フェラーリもピレリのタイヤ仕様変更に反対
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スペインGPでフェルナンド・アロンソが4ストップで優勝して以来、レッドブルオーナーのディートリッヒ・マテシッツは、F1はタイヤエコランに変質したなどと激しい批判を繰り広げた。
こうした批判に応じるかたちでピレリは、カナダGP以降のコンパウンドを大幅に改良すると表明。バーレーンとスペインGPで発生したタイヤ損傷もこの決定には大きく影響している。
フェラーリ側の主張はこう。
「ピットストップを増やすというストラテジーはF1において奇妙なやり方ではない。2004年にフェラーリのミハエル・シューマッハが3ストッププランを途中で4ストップに変更してフランスGPで勝利した。当時ルノーに在籍したアロンソは3ストップだった」
「今年はなぜか4ストップが禁じ手であるかのような批判を受けているが、手元にあるパッケージの力を最大限に発揮する工夫であり、何ら恥ずべき点はないとわれわれは考える」
《編集部》