日産と三菱自動車、新型軽自動車がオフライン

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日産・DAYZ(デイズ)
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日産自動車と三菱自動車、NMKVは5月20日、6月に日産自動車と三菱自動車から発売予定の新型軽自動車のオフライン式を、生産工場である三菱自動車の水島製作所で実施した。

日産『デイズ』『デイズ ハイウェイスター』、三菱『eKワゴン』『eKカスタム』として発売される予定の新型軽自動車は、両社の軽自動車事業に関わる合弁会社NMKVで企画・開発された第一弾のモデルとなる。

水島製作所の生産ラインでは、日産自動車の志賀COO、三菱自動車の益子社長、NMKVの遠藤CEOおよび地元来賓が列席する中、日産自動車、三菱自動車、NMKVの関係従業員350名が、2011年のNMKV設立以来、2年を経てオフラインした車の前で、さらなる発展を誓った。

当該車両は、日産自動車と三菱自動車の合弁会社であるNMKVがクルマづくりの各分野で両社の強みを融合するという、従来のOEMとは異なる新しいアプローチにより生まれたモデル。両社出身者で構成されるNMKVで創りあげた商品コンセプトに、両社で異なるデザインテイストを織り込み、日産、三菱それぞれのブランドアイデンティティを実現した。また、両社の知見を結集することで、クラストップとなる燃費性能の実現や軽自動車初となるタッチパネル式オートエアコンの採用、上質感のある室内空間の演出などを実現している。

オフライン式に出席した日産の志賀COOは、「三菱自動車、日産自動車が、軽自動車事業での協業を目的に設立したNMKVで企画・開発した新型軽自動車は、両社の知恵を集めながら、それぞれのブランドの個性を保っている。これは、産業界でも画期的となる、新しい協業の成果だ」と述べた。

三菱自動車の益子社長は、「軽自動車事業で協業することで、シナジー効果を最大限発揮し、このマーケットで先行する他社に十分伍して戦える商品を手にすることができた。今後、軽自動車マーケットで存在感を示していきたい」と述べた。

なお3社は、今回発売する第一弾モデルに続き、NMKVモデル第二弾として、2014年初頭の市場投入に向けて、スーパーハイトワゴンタイプの新型軽自動車の開発を進めている。

《纐纈敏也@DAYS》

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