【MotoGP第4戦】モンスター・ヤマハ・テック3のクラッチローが自己ベスト2位表彰台

モーターサイクル 企業動向
MotoGP第4戦でモンスター・ヤマハ・テック3のクラッチローが2位表彰台
MotoGP第4戦でモンスター・ヤマハ・テック3のクラッチローが2位表彰台 全 1 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は、5月19日にフランス・ルマンで開催されたMotoGP第4戦フランスGPで、モンスター・ヤマハ・テック3チームのC・クラッチローが、MotoGP自己ベストの2位表彰台を獲得したと発表した。

ウエット路面での決勝、前半はA・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)とD・ペドロサ(ホンダ)がトップを激しく奪いあうが、中盤以降、ペドロサが抜け出してトップでゴールした。

クラッチローは前日の大転倒により右足の骨にひびが入った状態で決勝に臨んだ。レース序盤は視界とグリップ・レベルの把握が課題となり7番手にとどまっていたが、素早くペースをつかんで6周目には5番手に浮上。ロレンソの後退で9周目には4番手にジャンプアップし、その後、先行するロッシを追う。14周目にロッシをパスし単独3番手に。その後、4番手を走っていたロッシが転倒すると、トップ争いはペドロサとドビツィオーゾ、クラッチローの3人に絞られる。

この頃、1分44秒台のペドロサに対し、ドビツィオーゾとクラッチローは45秒台とペースが上がらず、ペドロサと2人の差は約5秒へと広がった。ドビツィオーゾとクラッチローのテール・ツー・ノーズの2番手争いが後半続いていったが、ラスト5周(24周目)、ドビツィオーゾがマシンの挙動で僅かにロスする隙をついて、クラッチローは2番手に浮上。ただ、この時点でトップのペドロサとの差は約7秒ついており、挽回及ばず2位でのゴールとなった。

また、予選2番手発進のロレンソは、開始直後、ドビツィオーゾのすぐ後方2番手につけたが、3周目にペドロサに先行を許す。その後、8周目頃までは3番手につけてトップ争いに絡んでいたが、周回を重ねるにつれて路面がウエットから少しずつドライへと変化していくなか、マシン・セッティングが完璧でなかったロレンソは、徐々に後退。

後半は一時、9番手まで順を落としたが、前の選手2人の転倒で順を上げ7位ゴールとなった。

グリッド3列目発進のロッシは、序盤からトップグループに肉薄。9周目にロレンソと順位を入れ替え3位に浮上、前を行くドビツィオーゾとペドロサを追いかけていく。しかしレースの折り返し点、14周目にクラッチローに先を許すと残り11ラップでいきなり単独転倒。大きく順位を落とし、再スタートで挽回に努めるが、12着ゴールに終わった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  2. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  3. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  4. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタに生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  5. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る