富士通セミコンダクター、HVなどの電源制御に適した1チップ32ビット車載マイコンを出荷

自動車 ビジネス 企業動向
富士通セミコン、車載向け32ビットマイコン「MB91F552」を開発
富士通セミコン、車載向け32ビットマイコン「MB91F552」を開発 全 1 枚 拡大写真

富士通セミコンダクターは、ハイブリッド車(HV)などの電気駆動車両に搭載するバッテリーと電力伝達経路に装備される電源制御に適した車載向け32ビットマイコン「MB91F552」を開発し、5月31日からサンプル出荷する。

「MB91F552」は、CAN、マルチファンクションシリアルなど、ネットワーク制御機能を搭載した汎用1チップマイコンに、200MHz動作デジタルPWMモジュールやデジタル電源制御に必要な各種機能を内蔵した。アナログ信号のフィードバックをデジタル化し、演算処理を行い、PWM波形生成に反映させるといったデジタル制御を容易に行うことが可能。

従来、電源システムの制御は、個別部品の組み合わせにより構築していたため、仕様を変更することが困難だったが、新製品ではソフトウェアでの変更が可能になる。動作周波数やPWM波形出力タイミングなどを用途に応じて変更でき、電源システムの開発期間削減、システムコストの最適化、システム標準化に貢献する。

また、デジタル電源制御のほか、電流フィードバックによる「ピーク電流モード制御」にも対応し、より安定した電源制御が可能。従来、外部部品により実装されていた「スロープ補償回路」をマイコンに内蔵することで、安定した電源供給と同時に、部品点数の削減も可能で、システムのコストを低減する。

サンプル価格は2000円。

《レスポンス編集部》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型「FRスポーツ」開発始動! 特許公開、次期ロードスターかアイコニックSPか?
  2. 【スズキ エブリイワゴン 新型試乗】快適性がさらにアップ、走りも“頼り甲斐のある”実用ワゴン…島崎七生人
  3. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  4. 『エブリイワゴン』のロール感を抑えて乗り心地アップ、ブリッツの車高調キット「DAMPER ZZ-R」発売
  5. トヨタ『ルーミー』が10年ぶりの刷新…次期型はハイブリッド化か?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る