日産、「日産モノづくりキャラバン」など3つの出張授業を2013年度も実施、今年度は英国でも実施

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日産自動車は、社会貢献活動の一環として、3つの出張授業「日産モノづくりキャラバン」、「日産デザインわくわくスタジオ」、「日産わくわくエコスクール」を2013年度も実施すると発表した。

「日産モノづくりキャラバン」は、2007年から実施している出張授業で、製造業の強みを生かした独自の授業内容で、次世代を担う子どもたちに「モノづくりの楽しさ」や高品質の製品を効率的に生産するための「創意工夫の大切さ」を実感してもらう体験型教育支援プログラム。

日本国内では、工場のある神奈川県・栃木県・福岡県で実施しているほか、海外では2011年度から実施しているメキシコに続いて、今年度はイギリスでも授業を開始する予定。

2012年度は、国内外合わせて年間約300校、約1万8000人の小学生が授業を受けた。

「日産デザインわくわくスタジオ」は、2008年に開始した出張授業で、文部科学省が推奨する小学5・6年生に向けたキャリア教育推進の趣旨に沿って独自企画し、神奈川県を中心に実施している。日産の現役デザイナーが小学校を訪れ、クルマが完成するまでの過程を紹介するとともに、児童が事前に描いたクルマの絵をもとに、デザイナーがスケッチ作業のデモンストレーションを行う。

カーデザイナーという職業を選択した理由や、夢を実現するために努力することの重要性などを講師自身の体験を基に伝えることで、子どもたちの職業観形成に寄与することを目指す。2012年度は24校を訪問し約2200人の小学生が受講、2008年の開始からの受講者は累計で約1万人に達した。

「日産わくわくエコスクール」は、2008年から開始、神奈川県を中心に実施している出張授業。地球環境問題と、それに対する日産の取り組みについて、体験を通じて楽しく学べる仕組みとなっている。

授業内容は、日産が独自に企画したもので、環境問題への基本的な理解を深める第一部と、電気自動車などのキット実験を行うことにより、将来のモビリティ社会を擬似的に体験する第二部、電気自動車「リーフ」などに同乗試乗体験をする第三部で構成する。2012年度は外部でのイベントを含め約60回実施し、約5000人の児童が参加した。

《レスポンス編集部》

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