シボレー スパーク EV、米国価格公表…月々199ドルから

エコカー EV
GMのシボレー スパーク EV
GMのシボレー スパーク EV 全 6 枚 拡大写真

GMのシボレーブランドが6月半ば、米国カリフォルニア州とオレゴン州で販売を開始する新型EV、『スパークEV』。同車の米国価格が決定した。

これは5月23日、シボレーが明らかにしたもの。スパークEVの米国価格は、3年リースの場合、契約時に999ドル(約10万円)、月々199ドル(約2万円)。購入の場合は、2万7495ドル(約280万円)で、米政府によるタックスクレジットが最大限適用されれば、1万9995ドル(約205万円)に下がる。

スパークEVは2012年11月、ロサンゼルスモーターショー12で発表。小型5ドアハッチバックの『スパーク』をベースに開発されたEV。EVパワートレインは、GMが独自開発。モーターは最大出力130ps、最大トルク55.3kgmを引き出す。強力なトルクのおかげで、0-96km/h加速は8秒以下の実力。GMによると、クラス最高レベルの加速性能だという。

二次電池は、蓄電容量21kWhのリチウムイオンバッテリー。GMやフォルクスワーゲンなど、欧米の自動車メーカーが推進する急速充電システム、「コンボ方式」を初めて導入。80%のバッテリー容量なら、約20分で充電できる。EPA(環境保護局)の予想電費性能は、複合モードで119MPGe(約50.6km/リットルに相当)。また、1回の充電での最大航続予想距離は、複合モードで132km。

シボレーブランドのマーケティング担当、クリス・ペリー副社長は、「スパークEVは最も経済的で、最も価格の安いEVの1台」とコメントしている。

《森脇稔》

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