三菱自動車、資本金・資本準備金を減資、復配に向けて財務を改善

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三菱自動車本社
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三菱自動車は5月24日、早期の復配を実施するため、資本金、資本準備金を減資すると発表した。6月25日開催の定時株主総会で承認を得て実施する。

同社の資本金6573億5505万9926円のうち、4916億5381万6823円を減少、資本金を1657万0124万3103円にする。減少する資本金全額と、資本準備金4332億0205万9579円全額を、その他資本剰余金に振り替える。

同社単体の利益剰余金は今年3月31日現在で9246億円の赤字となっている。今回の減資で増加するその他資本剰余金9248億5587万6402円のうち、大半を繰越利益剰余金に振り替え、欠損の補てんに充当、復配に向けた環境を整える。

また、同社は時価総額と比べて普通株式の発行済株式総数が多すぎることから、普通株式10株を1株に併合するとともに、単元株式数を現在の1000株から100株に変更する。併合後の同社の発行済株式総数は6億0809万0053株となり、発行可能株式総数と普通株式の発行可能種類株式総数は12億5000万株となる。

《レスポンス編集部》

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