ロッキード・マーチン、新しいGMLRS弾頭のEMD飛行テストを実施

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GMLRSロケット
GMLRSロケット 全 2 枚 拡大写真

ロッキード・マーチンは5月22日、ニューメキシコ州のホワイト・サンズ・ミサイル試射場にて、新しいGMLRS(誘導複数射出ロケットシステム)の弾頭の初めてのEMD(工学・製造・開発)飛行の実施に成功したことを発表した。

HIMARSモービル発射システムから発射されたGMLRSロケットは、35キロメートル先のターゲットまで飛行し、弾頭を爆発させた。この飛行テストは2週間前に行われた、地上ベースの代替弾頭のテストの成功に続くものである。

「これらのテストは我々の軍隊の要求を満たす弾頭の開発が正しい道にあることを示し、戦場において我々の兵士達や海兵隊員達に明確な優位性を与えるものである」とロッキード・マーチンのミサイル及び発射制御の精密発射部門の副社長、スコット・アーノルド氏は語った。

代替弾頭プログラム(AWP)は国防総省によるおとりミサイルを段階的に廃除する計画の一部で、不発の爆発物に躊躇させられることなく、GMLRSのおとり弾頭と同じ効果範囲を得るようにデザインされている。

《河村兵衛》

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