VW ゴルフ 新型のブルーモーション、ドイツ受注開始…31.25km/リットルの低燃費

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新型 フォルクスワーゲン ゴルフ ブルーモーション(ジュネーブモーターショー13)
新型 フォルクスワーゲン ゴルフ ブルーモーション(ジュネーブモーターショー13) 全 8 枚 拡大写真
欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは5月27日、新型『ゴルフ』の「ブルーモーション」の受注をドイツで開始したと発表した。

ブルーモーションは、フォルクスワーゲンの環境性能を追求したモデルに冠されるシリーズ名。先代同様、新型ゴルフにもブルーモーションが用意される。従来以上に環境性能を高めている。

3世代目となるゴルフのブルーモーションは、新開発のEA288型直噴1.6リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」を搭載。最大出力は110psを発生する。最大トルクは25.5kgmで、1500-2750rpmの低い回転域で引き出す。

この高効率なエンジンを、駆動系で26kg、車体で37kg軽量化したボディに積む。低転がり抵抗タイヤや専用ギアレシオの6速MT、アイドリングストップ、ブレーキエネルギー回生システム、15mm車高ダウンのシャシー、エアロダイナミクス性能の向上などが図られた。空気抵抗係数を示すCd値は0.27。

これらの結果、新型ゴルフのブルーモーションは、欧州複合モード燃費31.25km/リットル、CO2排出量85g/kmという優れた環境性能を達成。ドイツでのベース価格は2万1900ユーロ(約286万円)。フォルクスワーゲンは、「燃費性能は先代比で15%向上」と説明している。

《森脇稔》

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