日本郵船、チリ・イースター島から南三陸町に贈られた「モアイ像」を無償で輸送

船舶 企業動向
モアイ像を輸送した船とトラック
モアイ像を輸送した船とトラック 全 2 枚 拡大写真

日本郵船は、東日本大震災の被災地復興支援の一環としてチリから無償での輸送に協力したモアイ像を、宮城県南三陸町に寄贈したと発表した。

【画像全2枚】

贈呈式には、モアイ像の制作や寄贈に関わった関係者らが参列した。

1960年のチリ地震による津波で被災した南三陸町では、1990年にチリとの友好と復興のシンボルとしてモアイ像を制作し公園に設置していたが、震災の津波で倒壊した。震災後、同地を訪れたチリのピニェラ大統領は、新たなモアイ像の寄贈を約束、モアイ像のふるさとイースター島(チリ)の島民が島の石を使って作成した。

2012年11月、完成した約3メートル、重さ約2トンのモアイ像は、チリ国民の協力を受けながら、バルパライソ港で同社のコンテナ船「NYKアクエリアス」に積み込んだ。友好のシンボルは、長い船旅を終えて日本に到着した後、東京と大阪で展示され、今回、南三陸町へと移送した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  3. 車検対応で排気効率も向上、ブリッツのエキゾーストシステム「ニュルスペック・カスタムエディション」に『ムーブ』『ステラ』が適合
  4. かつてのマーチ、日産の新型『マイクラ』が初上陸!? 日本での販売計画は…ジャパンモビリティショー2025
  5. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る