100円ショップのワッツ、タイ事業でセントラルと資本提携

エマージング・マーケット 東南アジア
バンコクで行われた調印式の様子
バンコクで行われた調印式の様子 全 3 枚 拡大写真

【タイ】100円ショップのワッツ(大阪市中央区)は27日、タイで60バーツ均一店「コモノヤ」を運営する100%出資子会社タイワッツ(資本金1億2000万バーツ)の株式51%をタイ小売り大手セントラル・グループに3800万バーツで売却したと発表した。

【画像全3枚】

 セントラルの集客力、店舗開発力を生かし、店舗網の拡大を図る。

 タイワッツは2009年設立。過去3年はいずれも赤字で、累積赤字は9400万円。2012年5月期は売上高2億5100万円、当期純損失2900万円だった。現在の店舗数は8店。

 セントラルは昨年、「ファミリーマート」と「無印良品」のタイ事業にそれぞれ50%以上出資した。2011年には定食屋チェーン「大戸屋」のタイ事業を買収している。

〈セントラル・グループ〉
中国・海南島出身のジラティワット(鄭)家がタイで創業。百貨店のセントラル、ロビンソン、スーパーのトップス、ホテルのセンタラ、ファストフード店などを展開し、2012年の売上高は1833億バーツだった。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. ポルシェ『カイエン』新型、新世代のデジタルコックピットとAI音声操作を搭載
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
  6. ベントレーのコンパクト電気SUV、ついにカイエン風インテリアが判明!
  7. 「着物グリルすこ」日産『セレナ』の新デザインがSNSで話題沸騰「ミニバン業界が熱い」
  8. 15年の沈黙を経て...アウディ『RS6 セダン』、デジタルで先行復活!
  9. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  10. 日産『アリア』に改良新型、フロント刷新しGoogleやV2L機能を新採用…667万5900円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る