トヨタ友山常務、ビッグデータ事業 は「まず社会的要請に応えること」

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スマートコミュニティ13にて講演するトヨタ自動車の友山茂樹常務
スマートコミュニティ13にて講演するトヨタ自動車の友山茂樹常務 全 3 枚 拡大写真
トヨタ自動車の友山茂樹常務役員は5月29日に東京で記者会見し、「G-BOOK」などテレマティクスを通じて収集したビッグデータを活用する新たな交通情報サービスなどの概要を発表した。

このなかで友山常務は、自治体や企業向けに有償で提供するこのサービスの事業性について「一義的な目標は利益を上げることでなく、交通流の改善や防災など社会的要請に応えること。従って売り上げなどの目標はない」と説明した。

また、サービスの立ち上げについては「日本がITS(高度道路交通システム)やビッグデータの領域でイニシアチブを執るには、(利用者には)敷居の低い具体的なサービスが必要」と指摘。こうした実績を重ねることでITSやテレマティクスの技術分野で主導的な立場を保持したいとの考えを表明した。

《池原照雄》

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