トヨタ友山常務、ビッグデータ事業 は「まず社会的要請に応えること」
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このなかで友山常務は、自治体や企業向けに有償で提供するこのサービスの事業性について「一義的な目標は利益を上げることでなく、交通流の改善や防災など社会的要請に応えること。従って売り上げなどの目標はない」と説明した。
また、サービスの立ち上げについては「日本がITS(高度道路交通システム)やビッグデータの領域でイニシアチブを執るには、(利用者には)敷居の低い具体的なサービスが必要」と指摘。こうした実績を重ねることでITSやテレマティクスの技術分野で主導的な立場を保持したいとの考えを表明した。
《池原照雄》