ユーロコプター、警察庁からヘリコプター4機を受注

航空 企業動向
ユーロコプタージャパン、警察庁からヘリコプターを受注
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ユーロコプタージャパンは、警察庁から、ユーロコプター製ヘリコプター合計4機を受注したと発表した。

今回受注した機体は、兵庫県警(EC155B1)、広島県警(AS365N3+)、大阪府警(EC135P2e)、福岡県警(EC135P2e)へそれぞれ配備され、現在運用されている機体の後継機として運用される予定。

今回契約したEC155B1は、警察向けとしては警視庁が都費で2004年に導入した機体に続き、警察庁として調達する初めてのEC155となる。納入は、2015年の予定で、兵庫県警に配備される予定。

広島県警向けAS365N3+が2015年、大阪府警と福岡県警向けEC135P2eが2014年に納入される予定。

全国の警察では現在、ユーロコプター製ヘリコプターが合計29機運用されている。内訳は、EC135型8機、BK117/EC145型が13機、AS365型が7機、EC155型が1機。これらの機体は防犯・捜査・警備などの警察活動、救命救助、人員輸送といった幅広い任務で活用されている。

ユーロコプタージャパンのステファン・ジヌー社長は「幅広い製品ラインナップとトータルサポートにより、厳しい運用条件の中で様々な任務を遂行する警察庁の運航を、引き続き支援していく」とコメント。

EC155B1と AS365N3+は、ユーロコプタードーファンファミリーの中型双発ヘリコプター。EC155B1は最新技術の粋を集めた多用途機で、ユーロコプターのフェネストロンをテールローターに採用し、低振動で静粛性に優れる。最大15人(操縦士2人/乗客13人)が搭乗可能な広々としたキャビンを持つ。警察、消防・防災、報道分野で好評で、国内では57機のドーファンファミリーが活躍している。

最新技術を搭載したEC135は、低燃費の多用途向け軽量双発ヘリコプター。ユーロコプターのフェネストロンをテールローターに採用した機体で、同クラスでも低騒音に優れており、人口密度の高い都市での警察活動、ドクターヘリ、報道、ビジネス輸送などで好評。国内では75機のEC135が運用されている。

《レスポンス編集部》

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