EVのテスラ、急速充電「スーパーチャージャー」を全米に拡大展開

エコカー EV
米テスラモーターズの太陽光を利用した急速充電ネットワーク、スーパーチャージャー
米テスラモーターズの太陽光を利用した急速充電ネットワーク、スーパーチャージャー 全 1 枚 拡大写真

米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズは5月30日、新しい急速充電ネットワーク、「スーパーチャージャー」を全米に拡大展開すると発表した。

このスーパーチャージャーは2012年9月に発表。テスラの新型EV、『モデルS』の顧客が、外出先で充電するためのネットワークとして開発。航続距離に課題があるEVに、画期的な解決策を提示したのが、スーパーチャージャー。

スーパーチャージャーの最大の特徴が、ソーラーパワーを利用した充電装置という点。見た目はソーラーパネルを備えたカーポートのようになっており、モデルSを駐車すれば、約30分で充電が完了する。太陽エネルギーのため、充電にかかる料金は無料。

テスラは2012年9月、カリフォルニア州の6か所に、スーパーチャージャーを設置。今回、これを全米に拡大展開すると発表した。

テスラモーターズは、「モデルSの顧客は、およそ3時間走行したら、スーパーチャージャーに立ち寄ればいい。ソーダかコーヒーを飲んでいる20-30分の間に、充電が完了する」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る