関西電力、トロリーバスの車庫見学ツアーを開催…7・8月

鉄道 エンタメ・イベント
扇沢駅で発車を待つトロリーバス。鉄道車両扱いのため自動車のナンバープレートがない。
扇沢駅で発車を待つトロリーバス。鉄道車両扱いのため自動車のナンバープレートがない。 全 2 枚 拡大写真

関西電力は7月22日と8月22日の2回、関電トンネルトロリーバスの車庫見学ツアーを開催する。1963年に完成した黒部ダム(富山県立川町)の50周年記念イベントとして行われる。

関電トンネルは、長野県大町市から黒部ダム建設現場までを結ぶ資材運搬用トンネルとして計画され、1958年に完成した。工事中に多数の断層破砕帯が発見されて出水事故が相次ぎ、工事が難航したトンネルとして知られている。

黒部ダムの完成後は、長野県から富山県に抜ける山岳観光ルート(立山黒部アルペンルート)の一部として関電トンネルを活用することになり、1964年に関西電力が運営するトロリーバス路線として扇沢~黒部ダム間6.1kmが開業した。法手続上は地方鉄道法に基づく地方鉄道(現在は鉄道事業法に基づく第1種鉄道事業)の扱いとなっている。

見学ツアーの開催時間は2回とも10時30分から11時10分まで。トロリーバスの走る仕組みや普段の点検作業など、参加者に現場を見てもらいながら説明する。ツアーの参加に際しては事前に応募する必要があり、郵便ハガキによる応募を受け付けている。

締切は7月22日開催分が6月14日、8月22日開催分が7月12日。応募人数は各回44人で、応募者多数の場合は抽選となる。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る