【WRC 第6戦】アクロポリスラリー、第2レグでラトバラが1分以上のリード

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ヤリ-マティ・ラトバラ
ヤリ-マティ・ラトバラ 全 6 枚 拡大写真

WRCは6月1日、この日行われたアクロポリスラリーの第2レグで、前日の第1レグで3番手につけていたフォルクスワーゲン・ポロRのドライバーのヤリ-マティ・ラトバラが、一気に1分4秒の差を2番手以下につけてトップに立ったことを公表した。

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前日トップだったエフゲニー・ノビコフが第4ステージで彼のフォード・フィエスタRSのリヤをバンクに擦り、ホイールを破損させて4分30秒のタイムロスをする間に、その前のステージでダニ・ソルドを交わして2番手に上がっていたラトバラがトップに出た。

「手堅いパフォーマンスだった。そしてフォルクスワーゲンチームは幾つかのパーツを変更する良い仕事をした。だが僕達はここがアクロポリスであることを忘れてはいけない。明日はまたドラマがあるかも知れない」とラトバラは語った。

ダニ・ソルドはラトバラとノビコフの争いに巻き込まれることを拒否し、彼にとって快適なスピードを保ってシトロエンDS3の面倒を見ることだけを考え、敢えてリードを奪おうとはしなかった。

「僕はリスクを犯さなかった。パンクやその他の問題をコントロールしようとした」と彼は語った。

ティエリー・ヌービルはコンスタントなドライブでこの日の3番手となった。このベルギー人ドライバーは、今年の初めにはミスを犯すことで非難されたが、この日のレースではトラブルもなくソルドから39秒遅れでフィニッシュした。

4番手争いはネッサー・アル-アティヤとアンドレアス・ミケルセンの間で繰り広げられたが、ミケルセンは最後の2つのステージで彼のポロRのブレーキを失い、結局5番手でフィニッシュすることとなった。

マッズ・オストベルグは今朝、彼のフィエスタRSのステアリングアームが緩むトラブルに見舞われたにも関わらず、リカバーして6番手となった。

チャンピオンシップポイントのリーダーであるセバスチャン・オジエは滑りやすいコンディションで、最初のスタートを切るという賭けに出て、最終ステージで彼のポロRでトップタイムを出したものの、結局は今日一日を10番手で終えた。

《河村兵衛》

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