智頭急行、ハートマークで恋山形駅を装飾…6月9日に除幕式
鉄道
エンタメ・イベント

恋山形駅は1994年12月3日、智頭線の開業と同時に設置された。同線の建設工事が行われていた時点の名称は「因幡山形」だったが、「恋募って」「ここに来い」の願いを込め、開業時の駅名に「恋」を入れた。
「恋」の付く駅名はひじょうに珍しく、国内では恋山形駅のほかJR北海道室蘭本線の母恋駅、三陸鉄道南リアス線の恋し浜駅、西武鉄道国分寺線の恋ヶ窪駅の4カ所しかない。2012年5月には「恋」が付く駅を持つ4社が連携した地域活性化プロジェクト「恋駅プロジェクト」が立ち上がり、4社共同で「恋駅」の記念切符を発売するなどの企画を実施している。
発表によると、駅名標の形状をハート型に変更するほか、1番線ホームにハートのモニュメントと絵馬掛けを設置する。また、待合室などの設備を全てピンク色に塗装し、ハートなどのラッピングを施す。
除幕式は6月9日の10時40分から開催する予定。当日は記念グッズの販売なども行う。
《草町義和》