内閣府主導の第1回「宇宙開発利用大賞」の公募がスタート、締め切りは7月4日

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宇宙開発利用大賞の公式サイトトップページ。
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内閣府宇宙戦略室は5月31日、平成25年度「宇宙開発利用大賞」の募集を同日より開始したことを発表した。

宇宙開発利用大賞とは、2013年1月25日に宇宙開発戦略本部が決定した「宇宙基本計画」における「利用の拡大」を促すため、宇宙開発利用の推進において大きな成果を収めたり、先導的な取り組みを行ったりするなど、宇宙開発利用の推進に多大な貢献をした優れた成功事例に関し、その功績をたたえることを目的に新設した表彰制度だ。

応募方法は公募方式で、自薦他薦は不問。募集要領、応募様式などの問い合わせ先、入手先などは、内閣府から事務を受託した一般財団法人日本宇宙フォーラムが行う。選考委員会は、有識者5名程度+大臣賞設置府省の課長級およびJAXAの部長級8名程度。

応募は5月31日からスタートしており、締め切りは7月4日(木)。8月に選考委員会による選考が始まり、9月に表彰者・団体が決定され、10月10日(木)に表彰式が行われる予定だ。

今年は1回目となるので、過去1年間の実績に限らず、5つの事例について顕著な功績があったと認められる個人または団体に対して表彰を行う形だ。その5つの事例は、以下の通り。

・宇宙に関連し、商品・サービスを提供し、宇宙の利用拡大に成果を上げた個人または団体

・宇宙に関連し、今後の宇宙利用の拡大に成果が期待できる独創的な宇宙利用の方法の考案などを行った個人または団体

・中小企業、大学などで、宇宙に関連し、優れた技術を保有し、日本の宇宙産業の発展に貢献している個人または団体

・宇宙に関連し、優れた研究開発を行い、宇宙の開発利用に貢献している個人または団体

・宇宙に関連し、教育、広報や地域のまちづくりなどにおいて、宇宙の開発利用に貢献している個人または団体

表彰の種類は9種類。内閣総理大臣賞、内閣府特命担当大臣(宇宙政策)賞、総務大臣賞、文部科学大臣賞、経済産業大臣賞、国土交通大臣賞、環境大臣賞、防衛大臣賞、宇宙航空研究開発機構理事長賞となっている。

2014年以降は、今年の実績を踏まえて、毎年または隔年で実施していくとしている。

《デイビー日高》

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