セイコーインスツル、高精度の車載用ホールICを製品化

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車載用ホールIC「S-57A1/K1シリーズ」
車載用ホールIC「S-57A1/K1シリーズ」 全 2 枚 拡大写真

セイコーインスツル(SII)は、車載機器の位置検出や回転検出などの機構設計を容易にする、高精度の車載用ホールIC「S-57A1/K1シリーズ」を製品化し、受注を開始した。

ホールICは、磁石などの磁界を検知して信号を出力する磁気センサIC。ICに印加された磁界(磁束密度)の大きさと極性に応じて、HまたはLの電圧レベルを出力する。非接触のため耐久性、耐衝撃性に優れ、自動車のドア開閉検知や、ワイパーなど可動部分の位置検出・回転検出に使用される。

今回製品化された「S-57A1/K1シリーズ」は、車載用として業界最高レベルの磁気感度の精度±1.5mTを実現。機構設計の自由度向上や、実装基板の縮小など、トータルコストの低減に貢献する。

また、高温動作125度、高耐圧動作26Vにより、自動車等の過酷な環境で使用できるほか、高速動作により、モーターなどの高速の回転検出が可能。検知タイプは、片極検知型「S-57A1」、交番検知型「S-57K1」の2種類を用意する。

《纐纈敏也@DAYS》

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