【WRC 第6戦】ソルド、アクロポリスでの2位獲得で自信回復

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ダニ・ソルド
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WRCは6月5日、先週末にギリシャで行われたアクロポリスラリーで総合2位となったシトロエン・トタル・アブダビ・チームのドライバーのダニ・ソルドが、今回のラリーの結果と次のラリーに向けての抱負を語ったインタビュー記事を公開した。

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このスペイン人ドライバーはアクロポリスラリーでDS3を、トラブルを避ける安全なペースで運転し、ヤリ-マティ・ラトバラに続く2位を確保した。それは彼にとって104度のWRCのレースにおける20回目の2位だったが、彼は未だに優勝を経験していない。

「ポルトガルでのクラッシュ、そしてアルゼンチンでのトラブル、スウェーデンのドライブミスなど、それは容易なシーズンのスタートではなかった。アクロポリスはタイヤのグリップは良いが、車とタイヤにとってリスキーなラリーだ。僕は普通の運転をして、多くのリスクを犯さなかったことでこの結果を得たことは上出来だった」とソルドは語った。

ソルドはラリーの合計14のステージの中で1つだけ最速タイムを記録したが、ラトバラとのリード争いを避けたことは正しい選択だったと主張している。

「ヤリ-マティのスピードはとても速く、同じように走るのは大きなリスクを犯すことを意味していた。最終的に、この結果はとても簡単に手に入れたものだが、同時に自分にとって満足で、自信を増大させることになった。僕達は次のラリーまでに2週間の期間を持っているので、この良い勢いを保って次のラリーではトップに立ちたい」と彼は付け加えた。

「ダニは完全に我々の期待に沿ったパフォーマンスをした。我々は彼にリスクを犯さず、可能である最高の結果を出すように要求し、それがスタートからフィニッシュまで彼がやってのけたことだ」とシトロエン・レーシングチームの指揮官であるイブ・マトン氏は語った。

《河村兵衛》

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