【メルセデスベンツ E63 AMG S 4MATIC 試乗】クールで極上の世界観…島崎七生人

試乗記 輸入車
メルセデス・ベンツ E63 AMG S 4MATIC
メルセデス・ベンツ E63 AMG S 4MATIC 全 9 枚 拡大写真

車両本体価格1780万円(ステーションワゴンは1817万円)。メルセデスベンツ新型『Eクラス』、AMGモデルの中でも頂点に立つのが、このE63 AMG S 4MATICだ。

【画像全9枚】

ハイライトは5.5リットルのV8直噴ツインターボエンジンで、そのスペックは585ps/81.6kg-mと、とてつもないもの。さらに前後トルク配分33:67固定というフルタイム4WDシステムも採用。0-100km/h加速3.6秒(セダン、欧州参考値)を誇る、という。

前段で「…という」と表現したのは、今回は一般公道での短時間の試乗で、そのすべてを確認する訳にはとてもいかなかったから。けれど、少し骨太なAMGらしい音質の排気音を響かせながらの加速は、当然ながら目覚ましい。が、決して荒々しくなく、あくまでジェントルでスムースなのがAMGならではだ。精緻に組まれた機械の極上なフィール…というやつだ。

シフトレバー横の各種モード切り替えを試しても、通常走行の範囲なら、ハードな感触は体感しない。サスペンションも同様だ。高速走行、コーナリングも、ただただなめらかに涼しげな顔でラインをトレースしている…そんなクルマだ。ステアリングも驚くほどクセがない。試乗車は前=255/35 ZR19 96Y、後ろ=285/30 ZR19 98Yのコンチスポーツコンタクト5pを装着していた。

新しいマスクに合わせてデザインされたルックスも、車格にふさわしい大人びた装い。クールで極上な世界観がそこにあるとしか言いようがない。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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