【JNCC 第4戦】初優勝した出口「最後にレースを引っかき回す」

モーターサイクル エンタメ・イベント
後半からのねばりが格段に進化した出口隼飛
後半からのねばりが格段に進化した出口隼飛 全 15 枚 拡大写真

JNCC第4戦爺ヶ岳は、常勝鈴木健二・渡辺学の脱落をよそに、見事初優勝した出口隼飛に話を聞いた。

「今回は、コースが本当に難しかったと思います。どこもかしこも掘れていて、でこぼこだらけ。まっすぐ走れるところなんてないですね、ハイスピードな設定なんですが、石がゴロゴロしていてまともには走らせてくれない。

僕は、去年まで序盤がよくても自滅してしまって結果につながらなかったことが多かった。その反省を生かして、今年からは序盤抑え気味に走って、最後にレースを引っかき回すという作戦をとっています。後半であれば、他のライダーも弱っていますしね(編注:前戦では鈴木健二を後半で追い詰め、あわや優勝かという見せ場を作っている)。

いろんな方から、ご指摘受けた結果の作戦です。ただ、リタイアした人が多かったっていうのは悔しいです。1対1で勝負したいというのが正直な気持ちですから。

自分の理想は、アメリカのGNCCを走っている小池田猛さんです。まだまだ彼が日本に帰ってきて、いいバトルができるかというとそういう域には達していないと思う。帰ってきたときにしっかり1位になっていて、『小池田猛かかってこい』と言えるほどになっているのが理想ですね。

最近、応援してくれる人がすごく多くて、それで気持ちがもってくれたということもあります。応援ありがとうございました。次戦も追い込んでいきます」

JNCCは、この第4戦をもってシーズン折り返し地点。9月1日の山形県スプラッシュ月山までサマーブレイクに入る。オフシーズンのライダーたちの成長が、今から楽しみだ。

《稲垣 正倫》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る