NASA、コロナと光球の謎を解明するIRISミッション打ち上げの概要を公表

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IRIS 全 4 枚 拡大写真

アメリカ航空宇宙局(NASA)は、6月26日19時27分(太平洋夏時間)、界面層撮像分光装置(Interface Region Imaging Spectrograph、IRIS)をヴァンデンバーグ空軍基地(カリフォルニア州)から打ち上げると発表した。

IRISは総費用1億2000万ドル以下の範囲で実施するスモール・エクスプローラミッションの一つ。

太陽の表面である「光球」と周りに見える光の部分の「コロナ」の界面層は、推定数百万度のコロナの加熱機構を含めて、理解が進んでいない。IRISの目的は、低層大気からコロナへ向かう太陽エネルギーやプラズマの流れを追跡し、界面層の謎を解明していくというもの。

打ち上げはオービタル・サイエンシズ社の「ペガサスXL」ロケットによって行われる。打ち上げウィンドウ(時間帯)は5分間。NASA TVは、打ち上げの模様を生放送するほか、前日の25日正午からは記者会見とブリーフィングの様子も伝える。

《日下部みずき》

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