NASA、コロナと光球の謎を解明するIRISミッション打ち上げの概要を公表

宇宙 エンタメ・イベント
IRIS
IRIS 全 4 枚 拡大写真
アメリカ航空宇宙局(NASA)は、6月26日19時27分(太平洋夏時間)、界面層撮像分光装置(Interface Region Imaging Spectrograph、IRIS)をヴァンデンバーグ空軍基地(カリフォルニア州)から打ち上げると発表した。

IRISは総費用1億2000万ドル以下の範囲で実施するスモール・エクスプローラミッションの一つ。

太陽の表面である「光球」と周りに見える光の部分の「コロナ」の界面層は、推定数百万度のコロナの加熱機構を含めて、理解が進んでいない。IRISの目的は、低層大気からコロナへ向かう太陽エネルギーやプラズマの流れを追跡し、界面層の謎を解明していくというもの。

打ち上げはオービタル・サイエンシズ社の「ペガサスXL」ロケットによって行われる。打ち上げウィンドウ(時間帯)は5分間。NASA TVは、打ち上げの模様を生放送するほか、前日の25日正午からは記者会見とブリーフィングの様子も伝える。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
  2. トヨタ『ヤリスクロス』と『カローラクロス』の約10万台にリコール…パノラミックビューで映像が確認できない
  3. 新車でも中古車でもない“第3の選択肢” ガリバー発の新ブランド「リメイクカーズ」誕生
  4. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
  5. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る