京成、押上線押上~八広間の上り線を高架線に切替…8月24日始発から

鉄道 企業動向
高架化工事が実施されている京成押上線の押上~八広間。8月24日から上り線(中央)が高架線(左)に切り替わる。
高架化工事が実施されている京成押上線の押上~八広間。8月24日から上り線(中央)が高架線(左)に切り替わる。 全 3 枚 拡大写真

京成電鉄と東京都は6月12日、押上線押上~八広間で実施している連続立体交差事業(連立事業)について、8月24日始発から上り線を高架線に切り替えると発表した。

この連立事業は東京都が道路整備の一環として実施している都市計画事業。墨田区内の押上1丁目(押上駅)から八広6丁目(八広駅)までの2.3kmのうち、約1.5kmの線路を高架化する。途中の京成曳舟駅が高架駅となり、8か所の踏切が解消される。概算事業費は約310億円。都市計画法に基づく事業認可を2000年11月に受けて事業に着手し、2008年8月から工事を進めてきた。

今回の上り線切替により京成曳舟駅の上りホームも高架化され、3階が上りホーム、2階が改札口になる。地上と改札口はエレベーター、改札口と上りホームはエレベーターとエスカレーターで結ばれる。下り線のホームと改札口は今回の切替では変更しない。

上り線の切替後は下り線高架橋の工事を引き続き進める。関連側道の整備などを含む全体の事業期間は2016年度までの予定。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  3. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  4. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  5. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る