【JAL 預けたバッグの行方】コンテナへの積み込みはまるでパズル

自動車 ビジネス 企業動向
「メイク」と称される作業スペースに手荷物が集められる。
「メイク」と称される作業スペースに手荷物が集められる。 全 12 枚 拡大写真

手荷物カウンターで預けられたバッグやキャリーカートは、ベルト運搬システム(カウンターベルト)によって、壁の裏側にある出発ソーティングエリア(荷さばき場)へと運ばれていく。ここから先は利用客が見ることのできない、未知の世界だ。

【画像全12枚】

JALの場合、手荷物カウンターは出発方面別に分かれており、第1ターミナルの南ウイングが中国・四国・九州・沖縄方面、北ウイングが北海道・東北・北陸・東海・近畿方面となっているが、出発ソーティングエリアも同様に南北2か所に分かれている。

この出発ソーティングエリアには「メイク」と呼ばれる場所があり、カウンターベルトで運ばれてきた手荷物は仕分け機が受付の際に取り付けられたバーコードを読み取ることによって、自動的に便ごとに指定されたメイクへと振り分けられる。

メイクへ届いた手荷物は手作業で飛行機に積載するコンテナへ収められていくが、この際にはハンディースキャナーでタグを読み取り、さらにはシール式となっているタグを1枚剥がして紙に貼り、「預かった手荷物がどのコンテナに収められたのか」をしっかりと記録するようになっている。こうすることで、例えば搭乗が中止となった場合、受け入れた荷物の捜索がしやすいという。

また、コンテナへの積載はメイクへ流れてきた順番ではなく、作業員がバッグの形状や重さなどを判断し、コンテナ内で荷崩れを起こさないように収納していく。基本的にはハード型のキャリーカートのような重くて大きいものが下、軽いものは上。薄いものはバッグ間の隙間を埋めるように配置されており、コンテナの周囲には積載待ちのバッグが並ぶ。

その様子はジグソーパズルのようだ。

カウンターベルトは楕円状の円周となっており、ここに載せられないような大型の手荷物や釣竿など棒状のもの、ペットを入れたケージなどは直線ラインという別ルートで出発ソーティングエリアまで運ばれてくる。文字通り「手荷物カウンターから直線で伸びる搬送ライン」となっており、重量物にも耐える構造となっている。

《石田真一》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 『マツダスピリットレーシング3』ついに市販化へ? デザインを大胆予想!
  2. ホンダ、レアアース不使用の永久磁石開発企業の米「Niron Magnetics」に出資
  3. 三菱自動車、『アウトランダー』派生オフローダーを北米投入へ…米国戦略「モメンタム2030」強化
  4. 復活のホンダ『CB400スーパーフォア』販売快調、約2週間で2700台を受注…一番人気カラーは「ウルフシルバー」
  5. トヨタ『カローラ』、誕生60周年記念車を米国2500台限定発売へ…専用レッドを初設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  5. ロボトラック、関東~中部260km走行を完遂…自動運転トラックが高速道路で実証
ランキングをもっと見る