JAXA、国立極地研究所と地球観測衛星データを利用した南北極域の科学研究で協定

宇宙 企業動向

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、情報・システム研究機構国立極地研究所と、地球観測衛星データを利用した南北極域の科学研究を進めることを目的に、協定を締結した。

JAXAと国立極地研究所はこれまで、GRENE北極気候変動研究事業での海洋地球研究船「みらい」や南極地域観測隊への第一期水循環変動観測衛星「しずく」の観測データ提供を始め、地球温暖化の影響を表すとされている南北極域の科学研究で協力関係を築いてきた。

今回、JAXAと国立極地研究所は、協定を締結し、相互の研究開発能力、研究成果等を有効に交換、これまで行ってきた南北極域の科学研究と国立極地研究所が収集する現地観測データを活用し、地球観測衛星データの地上検証などで協力を進める。

研究者コミュニティへの地球観測衛星データ提供と、その利用スキルを向上させるため、ワークショップ、ワーキンググループなどを共同で企画運営する。

今後見込まれる具体的な協力事項では、JAXAがこれまで行ってきた北極圏での研究成果、地球観測衛星「だいち」、「Aqua」(AMSR-E)のアーカイブデータを始め、現在運用中の「しずく」、今後打ち上げを予定している「だいち2号」、「GCOM-C1」、「EarthCARE」など、JAXAの極域科学研究に有効な地球観測衛星データと、それに関する研究成果を国立極地研究所に提供する。極域科学研究者での地球観測衛星データ解析能力の向上を相互に連携して促進する。

《レスポンス編集部》

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