【MotoGP 第6戦】ホンダ、ペドロサは2位で5戦連続表彰台

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
MotoGP ダニ・ペドロサ選手、マルク・マルケス選手
MotoGP ダニ・ペドロサ選手、マルク・マルケス選手 全 4 枚 拡大写真

6月16日、MotoGP第6戦・カタルニアGPの決勝がカタルニアサーキットで開催され、ダニ・ペドロサ(ホンダ)は2位で5戦連続表彰台を獲得した。

決勝は最高気温が31度まで上昇、路面温度も52度まで上がり、レースウイークを通じて、最も厳しいコンディションとなった。24台の出場に対して完走は16台。序盤から転倒車が続き、予選4番手のアルバロ・バウティスタ(GO & FUN Honda Gresini)、2番手のカル・クラッチロー(ヤマハ)、5番手のニッキー・ヘイデン(ドゥカティ)などが転倒リタイアとなった。

第2戦アメリカズGPから5戦連続で表彰台に立ったペドロサは、好スタートを切ったホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)をピタリとマーク。しかし、高い気温と路面温度の中で、タイヤのグリップと格闘。ロレンソをパスすることができず2位でフィニッシュした。しかし、ミスもなくしっかりと20点を獲得、総合首位をキープした。

予選6番手から好スタートを切って、オープニングラップで3番手につけたマルク・マルケス(ホンダ)は、今大会も学習能力の高さを発揮。フリー走行、予選、ウォームアップでは、ロレンソとペドロサにかなわなかったが、決勝レースでは、何度もミスをして遅れても、そのたびにペースを上げてリカバリー、3位でフィニッシュした。今大会は、前を走る2人を一度もパスすることはできなかったが、今季6戦で4度目のファステストラップをマークする速さを披露した。

6戦を終えて、ペドロサは123点を獲得して総合首位をキープ。前戦イタリアGPで転倒リタイアに終わったマルケスは、今シーズン5度目の表彰台に立ち、93点で総合3位をキープ。Repsol Honda Teamの両選手がそろって表彰台に立つのは、今季4度目となった。

■MotoGP 第6戦(カタルニア)
1位:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
2位:ダニ・ペドロサ(ホンダ)
3位:マイク・マルケス(ホンダ)
4位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
5位:ステファン・ブラドル(ホンダ)
6位:ブラドリー・スミス(ヤマハ)

■ポイントスタンディング
1位:ダニ・ペドロサ(ホンダ)123P
2位:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)116P
3位:マイク・マルケス(ホンダ)93P
4位:カル・クラッチロー(ヤマハ)71P
5位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)60P
6位:アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)59P

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 洗車で「水シミZERO」、水道に取り付けるだけで純水を生成…サンコーが発売
  2. 【アウディ A5セダン 新型試乗】4ドアクーペ風にあえてしなかった見識に拍手…島崎七生人
  3. 台風や秋雨対策に、大型サイドミラー対応の超撥水ガラスコート「ゼロワイパー」発売
  4. スズキ『アルトラパン』が10年目のビッグマイチェン! 開発者が語る「長く愛される理由」と、それでもデザインを大刷新したワケ
  5. フィアット『デュカト』2台をひとつに、キャンピングカー製造を効率化…独キャラバンサロン2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る