ヨコオ、自動速度取締装置用 24GHz帯ドップラーレーダ を開発

自動車 テクノロジー 安全
ヨコオ・24GHz帯ドップラーレーダ
ヨコオ・24GHz帯ドップラーレーダ 全 2 枚 拡大写真

ヨコオは、高速道路・一般道での自動速度取締装置に使用する「24GHz帯ドップラーレーダ」を新たに開発したと発表した。

従来、自動速度取締装置には、主としてループコイルやレーザを用いた装置が使われてきたが、地中埋設工事や定期交換が必要であるうえ、設置環境による測定部(レーザ受発光部)への埃・汚れの付着や、霧・逆光等の天候状況による測定精度の低下が課題となっていた。また、近年はレーダも多く使われるようになったが、一般にビーム指向性が広いため、隣接レーンや測定対象物以外の影響を受けやすいという弱点があった。

新製品は、狭指向性ビームを形成できる平面アレイアンテナと、パルスレーダ方式を採用。設置環境の変化や隣接レーン等の影響による測定精度劣化が生じにくく、安定した計測を実現する。また、レーダユニット筐体は、レドームも含め小型・軽量で、道路車線上への取り付けも簡便となっている。

自動速度取締装置は近年、経済発展の著しいBRICs諸国、東南アジアにおいて需要が拡大している。同社では、今後各国での採用に向け、グローバルな展開を推進していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る