江戸時代の変化朝顔栽培を自由研究に、開館20周年を迎える江戸東京博物館

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歌川国貞(三代豊国)画 「四季花くらべの内 秋」  (個人蔵)
歌川国貞(三代豊国)画 「四季花くらべの内 秋」  (個人蔵) 全 9 枚 拡大写真

 1860年に来日したイギリスの植物学者は、鉢植えの草花で生活を飾る江戸の園芸文化に驚きを見せたという。今年20周年を迎える江戸東京博物館では、江戸の園芸をテーマにした記念特別展を開催し、ワークショップなどの特別企画を実施する。

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 江戸時代には、大名から町民まで幅広い階層の人びとが身分の垣根を越え、草花の栽培に喜びを見いだしていたという。鉢植えの草花を持ち寄り、その美しさや珍しさを競った園芸文化も開花しており、「日本人のいちじるしい特色は、下層階級でもみな生来の花好きであるということだ」とイギリスの植物学者ロバート・フォーチュンも評価した。

 江戸東京博物館の開館20周年記念特別展「花開く 江戸の園芸」では、版本や刷り物などの資料展示を通じ、江戸時代の園芸文化紹介する。また、恐竜折り紙などの第一人者といわれる高井弘明氏を講師に招いた「朝顔折り紙教室」や、「紋切り遊び教室」などといったワークショップも開催する。

 そのほか、前売りチケット購入者先着500名に江戸時代にブームとなった変化朝顔の種をプレゼントすることで、夏休みの自由研究にも使える変化朝顔の栽培を提案するなど、子ども向けの企画も実施する。

 20周年を迎える同博物館は、20歳の人たちと一緒に祝いたいという願いから、20歳の来館者は20円で入館できるキャンペーンを7月30日より実施するという。この機会に、特別展やワークショップを楽しんでみてはどうだろう。

※ お詫びと訂正:初出時、変化朝顔の種プレゼントについて誤りがありました。正しくは「前売りチケット購入者先着500名」がプレゼント対象です。お詫びして訂正いたします。

《湯浅 大資》

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