スターアライアンス、台湾のエバー航空が正式に加盟

航空 企業動向

スターアライアンスは、台湾のエバー航空がスターアライアンスメンバーに正式加盟したと発表した。これによってアジア・太平洋地域でのスターアライアンスのプレゼンスが強化されるとしている。

現在、スターアライアンス加盟航空会社のうち19社が、アジア・太平洋域内の44カ国280空港に、1日当たり4000便以上のフライトを運航している。

スターアライアンスのマーク・シュワブCEOは「スターアライアンスは結成以来、アジア・太平洋地域に強力なプレゼンスを築いてきた。スターアライアンス加盟航空会社とハブ空港による既存のコンビネーションに、エバー航空が加わることで、急成長を遂げるこの地域で、最強のネットワークを提供することができる」とコメントした。

エバー航空のオースティン・チェン社長は「スターアライアンスに加盟することによって、世界各地からの顧客に、スターアライアンスの持つシームレスな渡航とステイタス認定を提供することができるという特権が得られる。加盟航空会社の一員として、台北のハブを通じて、アジア全域の就航地へ新たな接続手段を乗客に提供する機会を持つことになる」としている。

エバー航空の乗客は、195カ国の1345都市へ、1日2万1900便就航する、28社のスターアライアンス加盟航空会社の持つグローバルネットワークへのアクセスが可能となる。

エバー航空の加盟により、台湾の高雄とインドネシアのスラバヤが、新たな就航地として加えられるほか、年間渡航者数が2009年の300万人余りから2012年に約900万人に達した中国・台湾間市場でスターアライアンスのプレゼンスが向上する。

台湾は地理的に、アジア・太平洋地域の全ての主要都市から近く、台湾桃園国際空港は同地域で重要なハブ空港になる。スターアライアンスは、アジア・太平洋地域全体で10のハブ空港を展開する。

エバー航空は、搭乗券と手荷物のスルーチェックインを、スターアライアンス加盟航空会社が運営する接続便の最終就航地まで実施することで、シームレスな渡航を提供する。乗客は、乗継空港で接続便のチェックインをする必要がなく、また現地の関税規定にて許可されている場合、最終就航地での手荷物の引き取りが可能となる。

エバー航空の「Infinity MileageLandsフリークエントフライヤープログラム(FFP)」会員は、全てのスターアライアンス加盟航空会社のフライトでマイレージ積算と償還が可能となる。MileageLandsダイヤモンドカードとゴールドカードの保有者は、全世界1000のラウンジ利用、全てのスターアライアンス加盟航空会社の手荷物許容量の優待、手荷物優先受け渡しサービスなど、スターアライアンスゴールド会員向けの特典を利用できる。同様に、他の全てのスターアライアンス加盟航空会社のFFP会員は、エバー航空のフライトに搭乗した際、これらの特典を活用することができる。

また、エバー航空はスターアライアンスの多様な運賃の選択肢に組み込まれることになる。ビジネス渡航分野では、大手多国籍企業向けのスターアライアンス・コーポレートプラスの契約に、エバー航空のフライトを含めることが可能となる。

また、スターアライアンスで最も人気の高い運賃商品である、スターアライアンス世界一周運賃(RTW)の魅力が増す。ファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスが選択可能なこの運賃商品により、28社の加盟航空会社によるネットワークを活用して世界中を旅することが可能となる。

このほかエバー航空は、他の全てのアジアベースのスターアライアンス加盟航空会社とともに、アジアパスに組み込まれる。この特別なクーポンとマイレージベースの運賃は、スターアライアンス加盟航空会社に、アジア地域を渡航する全ての国際的な渡航者を対象としており、アジア全域にわたる国への渡航を可能にする。

《レスポンス編集部》

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