ニューシャトル、7月改正で10分間隔運転を拡大…200系塗装車もデビュー

鉄道 企業動向
ニューシャトルの1050系(1053号編成)。同型の1052号編成が200系新幹線車両を模した塗装に変更される。
ニューシャトルの1050系(1053号編成)。同型の1052号編成が200系新幹線車両を模した塗装に変更される。 全 2 枚 拡大写真

伊奈線(ニューシャトル)を運営している埼玉新都市交通は、7月1日にダイヤ改正を実施する。10分間隔の運転時間帯を拡大するほか、かつての東北・上越新幹線と同じ塗装の車両が7月上旬から運転を開始する。

【画像全2枚】

ニューシャトルは大宮~内宿間12.7kmを結ぶ新交通システム。東北・上越新幹線建設の見返りとして計画され、1983年に大宮~羽貫間、1990年に羽貫~内宿間が開業した。線路施設は東北・上越新幹線の高架橋と一体的に建設され、新幹線車両とニューシャトルの車両が並走する姿も見られる。

ニューシャトルは平日昼間の運転間隔が15分だが、ダイヤ改正で大宮発14時30分から15時30分までが10分間隔に変更される。これにより平日昼間の15分間隔運転は12時から14時30分までの時間帯だけとなる。土曜・休日の昼間は10分間隔運転への変更が既に完了している。

また、この春引退した東北・上越新幹線200系と同じアイボリーホワイトとグリーンの2色塗装を1050系6両編成1本(1052号編成)に施し、7月上旬にデビューさせる。このほか、大宮駅ホームと鉄道博物館駅上りホームで「銀河鉄道999」の列車接近メロディーをダイヤ改正初日から流す。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  2. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  3. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. ブリッツ、エンジン出力向上デバイス「パワコンX」発売、190車種以上に対応
  5. 「ピンチな時に覚醒する日産」新型ティアナの大進化に、SNSでは「セダン復活」熱が再燃
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る