ボーイング、最初の737MAXの納入予定を2017年第3四半期に定める

航空 企業動向
ボーイング737MAXの未来の製造工場
ボーイング737MAXの未来の製造工場 全 2 枚 拡大写真

ボーイングは6月19日、サウスウエスト航空に最初に納入される『737MAX 8』が、当初の予定よりおよそ3カ月早く、2017年の第3四半期に行われることを発表した。

「我々の737MAX開発チームは、納入に際しての技術的なリスクを回避することに成功した。我々としては、この燃費に優れた航空機を顧客に早く納入できることを喜んでいる」とボーイング商用航空機の飛行機開発部門の副社長兼とゼネラルマネージャーであるスコット・ファンチャーはパリ航空ショーの中で語った。

737MAXのチームは2011年の8月以来続けてきた、CFMインターナショナルLEAP-1Bエンジンやデザインし直されたテイルコーン、進歩した技術を持つウィングレットといった、改良部分の最終設定をこのたび決定した。

737MAXの市場開発副社長、ジョー・オジメク氏は737MAXはその同クラスにおいて最良のシングル・アイル航空機であることを強調している。「737MAXは『A320neo』より8パーセント燃料効率に優れ、より遠くまで飛べる。この事実は、我々の顧客にさらなる価値をもたらすだろう」と彼は語った。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る