自賠責保険料の一般会計繰り入れ問題、6000億円の早期返済求める声相次ぐ

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国土交通省は6月20日、2013年度の今後の自動車損害賠償保障制度のあり方に係る懇談会を開催した。

会議では、自動車損害賠償保障制度に関する最近の動きなどを巡り意見交換が行われたが、このなかで、自動車安全特別会計からの一般会計繰入金問題が取り上げられ、早期返済を求める意見が相次いだ。

この問題は、自動車ユーザーが支払った自賠責保険料で積み立てたお金を財政難を理由に一般会計に「貸している」問題で、なお6000億円余りが「返済」されないままとなっている。

その時々の国土交通大臣と財務大臣が返済期限を決めているが、守られていないのが実態だ。

会議では、「繰り入れ分を5年間分割でも返す計画を国民に示すべきだ」、「太田国土交通大臣と麻生財務大臣に会ってもらい、国民に分かりやすいよう説明してもらうべき」などといった続出した。

《レスポンス編集部》

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