5月のマツダ欧州新車販売、29.8%の大幅増…新型 アテンザ と CX-5 が牽引
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ACEA(欧州自動車工業会)が発表した5月の欧州全域(EU+EFTA全29か国)の新車販売台数は、108万3430台。前年同月比は5.9%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。これは、1993年以来の低水準。
そんな中、マツダの好調な販売の原動力となったのが、2013年初頭に発売した新型『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)と、2012年に投入した『CX-5』。例えばドイツでは5月、マツダ6が前年同月比63%増、CX-5が118%増。2013年1‐5月では、マツダ6が前年同期比321%増、CX-5が74%増と大きく伸びた。2車合せてドイツでは、マツダの新車登録のおよそ半分を占める。
マツダの2013年1‐5月欧州新車販売は、6万1160台。前年同期比は6.9%増だった。また、1‐5月のマツダの欧州シェアは、1.2%。前年同期の0.5%から、0.7ポイント上昇している。
マツダモーターヨーロッパのフィルJ・ワーリングCOOは、「欧州自動車市場の困難状態が続く中、我々の懸命な仕事がもたらした結果には勇気づけられる」と述べた。
《森脇稔》