京王、環境配慮型事務所を開設…電力と水の使用量を3割減少

鉄道 企業動向
高幡不動駅の敷地内に建設された鉄道現業事務所。太陽光発電などさまざまな環境配慮設備を採用している。
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京王電鉄は6月25日、京王線高幡不動駅の敷地内に13種類の環境配慮設備を採用した鉄道現業の事務所を6月29日に開設すると発表した。従来の施設に比べ約30%の省電力、節水を見込んでいる。

事務所では、日中使用する電力の一部をまかなう太陽光発電設備を設置し、CO2排出量を削減する。太陽光に合わせてブラインドの羽根の角度を自動調節し、太陽光を室内天井に反射させる「省エネブラインド」や「トップライト」による自然採光で室内を照らすとともに、センサーにより照度を自動調節し、必要最低限の電力量で室内の明るさを確保する「環境省エネ照明器具」や「LED照明」を採用する。

また、換気設備に「全熱交換換気設備」を採用。建物南側面には「再生木ルーバー」や「壁面緑化」、「断熱塗装」、遮熱・断熱効果のある「高性能低放射ペアガラス」を採用して、空調への負荷低減を図る。

このほか、「ヒートポンプ式給湯設備」「太陽熱温水器」の導入やトイレに「節水型衛生器具(便器)」を採用する。

《レスポンス編集部》

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