ジャパン・マリンユナイテッド、ケープサイズバルクキャリア「FPMC B ラック」を引き渡し

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ジャパン・マリンユナイテッド、FPMCラック・マリン向けバルクキャリア「FPMC B ラック」を引き渡し
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ジャパン・マリンユナイテッドは6月25日、津事業所(三重県津市)でFPMCラック・マリン向けバルクキャリア「FPMC B ラック」を引き渡した。

新造船は、鉄鉱石・石炭の有力産出国である豪州やブラジルから最大消費地域であるアジアへのトレード向けに、フレキシビリティーと高い輸送効率を提供する幅広浅喫水型のケープサイズバルクキャリア。

斧型船首形状(Ax-Bow)と低風圧居住区を採用し、波浪中を含む、実海域の推進性能の向上を図った。プロペラの前後には、Surf-Bulb、Super Stream Ductを装備、燃料消費量の低減に寄与する。

バラストタンク塗装はPSPCを適用している。貨物艙船側に二重船殻構造を採用しており、荷揚げ効率の向上、衝突や荷役などのダメージによる浸水リスクを大幅に軽減、メンテナンス費用の低減と船舶寿命の延長が見込める。

甲板機とハッチカバーについては電動駆動を採用している。

船のサイズは全長が299.7メートル、幅50メートル、深さ25メートルで喫水が18.23メートル。

載貨重量トン数は約20万6391トン。主機関は、MAN-B&W 7S65ME-Cで航海速力は14.7ノット。定員は24人。

《レスポンス編集部》

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