メルセデスベンツ、「Car-to-X」を市販車に搭載へ…二次的事故を防止

自動車 テクノロジー 安全
メルセデスベンツの「Car-to-X」
メルセデスベンツの「Car-to-X」 全 2 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは2013年内に、次世代の車対車のコミュニケーションシステムを、市販車に搭載すると発表した。

この車対車のコミュニケーションシステムは、「Car-to-X」という名称。他車から得られた情報を元に、リアルタイムの交通情報などを車両に配信するシステムだ。

例えば、高速道路を走行していて、前方で事故が起きた場合、事故直後の後続車両は、事故の状況を知ることができない。しかし、Car-to-Xでは、高速道路のどのレーンで、どのような事故が起きたかなど、事故の場所や詳細を後続車に素早く伝えることが可能になる。

これにより、二次的な交通事故を減らそうというのがメルセデスベンツの狙い。メルセデスベンツは、「Car-to-Xのような技術を市販車に採用するのは、メルセデスベンツが初めて」と説明する。

さらにメルセデスベンツは、既存のメルセデスオーナーにも、このCar-to-Xの搭載を可能にするレトロフィットを発売する計画。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る