ヘイズさ中に火災訓練、黒煙たちこめ住民にひんしゅく

エマージング・マーケット 東南アジア

全国各地でヘイズ(煙害)が悪化する中、空港運営会社のマレーシア・エアポーツ(MAHB)が22日未明にペナンのバヤン・レパス国際空港で飛行機模型を燃やす本格的な火災訓練を実施。

野焼きの規制が強まる中にあって、住民からは不謹慎ではないかとの声が上がっている。

訓練では飛行機模型を燃やすために2,000リットルの石油が使用され、上空を黒雲が覆った。MAHBは、環境局から許可をもらっているとした上で、3分で消火されたため影響はほとんどないと弁明している。

MAHBによると、同火災訓練は年1回行なっているもので、先ごろ1台140万リンギで購入したローゼンバウアー製の4台の特殊消防車の試運転を兼ねたもの。同消防車は1万2,000リットルの水、1,500リットルの消火液、450キログラムの消火剤を搭載でき、時速125キロメートルで走行できるという。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】今、日本にちょうどいいBMW…中村孝仁
  4. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  5. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  6. HKS×Defiコラボ第2弾! ネオクラシック調の追加メーターセット登場…東京オートサロン2026
  7. BMW M、開発責任者が交代…高性能モデルの新時代へ
  8. スズキ『クロスビー』改良新型、パイオニア製カーナビ設定…9インチHD画面でスマホ連携対応
  9. 普通二輪免許で乗れるトライアンフに新型登場! 82.9万円から買える『スラクストン400』と『トラッカー400』
  10. マツダ『CX-3』終焉は近い? ガソリンとディーゼル2種に集約、SNSではさまざまな考察飛び交う
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る