ボンバルディア、Cシリーズの地上振動テストと最終ソフトウェア・アップグレードを完了

航空 企業動向
ボンバルディアCS100
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ボンバルディアは6月26日、地上バイブレーションテストと最終ソフトウェアのアップグレードをこの日、最初のCシリーズ航空機である『フライト・テスト・ビークル1(FTV1)』で実施した。

また同社は、SOF(セーフティ・オブ・フライト)宣言を全てのサプライヤーから得、ボンバルディアの飛行テストセンターは、カナダ交通局にFTV1の飛行テスト許可を申請した。

最初の飛行準備の最終テストステージの間に、FTV1は動力テスト及び低・高速地上走行を行う。最新のプログラムレビューによると、最初の飛行は2013年7月の終わり頃に行われる予定である。

「Cシリーズの飛行機を開発してたった5年であるが、我々は最初の飛行に至ろうとしている。それはボンバルディアにとっての歴史的な瞬間と、航空産業にとってのゲーム・チェンジの瞬間だ。Cシリーズ航空機プログラムの成功は、我々のパートナーやサプライヤー、社内のチームの貢献とハードな仕事のたまものであり、我々の顧客の関係性からも大きな利益を受けている」とボンバルディア商用航空機の社長であるマイク・アルカモネ氏は語った。

《河村兵衛》

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