JAXA、「きぼう」の利用状況を公表、マランゴニ対流の時空間構造実験などを実施

宇宙 企業動向

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「きぼう」の利用状況を発表した。

「Alloy Semiconductor実験」の1回目を6月7日から開始した。温度勾配炉(GHF)の真空チャンバ内を真空状態にするための作業を6月7日から13日にかけて実施した後、GHFの昇温を開始し、6月17日から21日にかけて実験試料カートリッジの結晶を成長させた。その後、GHFを冷却、6月22日に実験を終了した。実験試料カートリッジを炉体部(GHF-MP)から取り出す作業を6月26日に、GHFから取り出す作業を6月28日に実施した。

また、マランゴニ対流における時空間構造の実験(第2テーマ)は6月17、20、24、25日にそれぞれ実施し、今後は7月2、3、5日にも実施する予定。

長期宇宙飛行時における心臓自律神経活動に関する研究である「Biorhythm実験」は6月17~21日にかけて実施した。

微小重力下におけるTLZ法による均一組成SiGe結晶育成の研究「Hicari実験」の準備作業を6月26日と6月28日に実施した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る