6月のスズキのインド新車販売、12.6%減…6か月連続のマイナス

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スズキ・スイフトの4ドアセダン、Dzire
スズキ・スイフトの4ドアセダン、Dzire 全 2 枚 拡大写真

インド新車市場でトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキは7月1日、6月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、8万4455台。前年同月比は12.6%減と、6か月連続で前年実績を下回った。

8万4455台の販売台数の内訳は、インド国内が7万7002台。前年同月比は7.8%のマイナス。輸出は7453台。前年同月比は43%の大幅減となった。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『Aスター』などが、合計で6万5172台を販売。前年同月比は8.2%減と、引き続き前年実績を下回る。2012年2月に発売したスイフトの4ドアセダン、『DZire』も、8.7%減の1万2548台にとどまる。

Aセグメントの下に位置するCセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が6833台を販売。前年同月比は1.2%のマイナス。

SUVやMPVなどのBセグメントでは、新型コンパクトMPVの『エルティガ』を2012年4月に投入。しかし、新車効果は息切れし、6月はBセグメント合計で4997止まり。前年同月比は11.4%減と2桁の落ち込み。

マルチスズキの2013年4月- 6月新車販売(輸出を含む)は、26万6434台。前年同期比は10%減となっている。

《森脇稔》

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