【NASCARネイションワイド 第15戦】降雨で短縮終了、トヨタ エリオット・サドラーが2位

自動車 ニューモデル 新型車
NASCARネイションワイド・シリーズ第15戦「Feed the Children 300」
NASCARネイションワイド・シリーズ第15戦「Feed the Children 300」 全 1 枚 拡大写真

6月28日、NASCARネイションワイド・シリーズの第15戦「Feed the Children 300」が米国ケンタッキー・スピードウェイで開催された。

27日夕方と28日朝の練習走行を経て、15時35分から予選が行われ、カイル・ブッシュが5番手、エリオット・サドラーが6番手、コール・ウィットが9番手、ルーキーのアレックス・ボウマンが10番手につけ、12台の"トヨタ カムリ"が決勝へと進んだ。

28日予選に続き、19時47分に1.5マイルオーバルを200周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。スタート直後はサドラーが先行したが、まもなくKy.ブッシュが順位を上げ、19周目に首位を奪取。後続を引き離していった。Ky.ブッシュは2位以下との差を7秒以上にまで広げ、独走。イエローコーションが出ないまま51周目にグリーン下でピット作業を終え、コースに復帰したが、53周目にジョー・ネメチェクがトラブルに見舞われイエローコーション。

これでKy.ブッシュのリードは帳消しとなったが、60周目に再スタートが切られると、再び独走を開始した。しかし、今度は中団スタートから追い上げてきた、昨年のカップ・シリーズのチャンピオンであるブラッド・ケゼロウスキー(フォード)がKy.ブッシュに食らいつき、トップドライバーによる激しい首位争いが展開。3位以下を10秒以上も引き離しての首位争いは、2度目のグリーンピットを経ても続いた。

125周目から3回連続してのイエローコーションとなり、143周目に上位勢が一斉にピットイン。ここで、Ky.ブッシュはピットでの停止スペースを僅かに行き過ぎてしまい、押し戻すためにタイムロス。13位へとポジションダウン。サドラーが2位、ヴィッカーズが4位で再スタート。146周目にはサドラーが首位を奪ったが、ケゼロウスキーの猛追は凌ぎきれず、155周目に2位に後退。後方ではKy.ブッシュも追い上げを見せていたが、164周目に雨が降り始め、イエローコーション。

その後数周にわたってコーション下での走行が続いたが、170周目についに赤旗が出され、レースはその時点で終了。サドラーが2位、ヴィッカーズが4位、Ky.ブッシュが5位、ルーキーのボウマンが10位でフィニッシュとなった。

次戦第16戦は7月5日、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われる。

■第15戦 Feed the Children 300 決勝結果
1位:ブラッド・ケゼロウスキー フォード
2位:エリオット・サドラー トヨタ
3位:マット・クラフトン シボレー
4位:ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ
5位:カイル・ブッシュ トヨタ
6位:オースティン・ディロン シボレー

■ドライバーズポイント
1位:リーガン・スミス シボレー 521P
2位:サム・ホーニッシュ・Jr. フォード 513P
3位:ジャスティン・アルゲイヤー シボレー 510P
4位:エリオット・サドラー トヨタ 502P
5位:オースティン・ディロン シボレー 501P
6位:カイル・ラーソン シボレー 477P

■マニュファクチャラーズポイント
1位:フォード 102P
2位:トヨタ 98P
3位:シボレー 85P
4位:ダッジ 12P

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. スズキ『エブリイJリミテッド』に対応、軽キャンピングカーキット発売…ブレイズ
  5. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る