【WTCC 第7戦】ホンダ、レース1でアクシデント続出

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ティアゴ・モンテイロ選手
ティアゴ・モンテイロ選手 全 8 枚 拡大写真

世界ツーリングカー選手権(WTCC)第7戦が6月30日、ポルトガルのボアヴィスタ・サーキットで開催された。

11時20分にスタートが切られたレース1では、Honda Civic WTCCにアクシデントが続出。4番手からスタートしたミケリス選手は、スタート直後から激しいポジション争いを展開するが、2周目にコンクリートウオールにマシンをヒットさせ、リタイアとなった。5番手スタートのガブリエーレ・タルクィーニ選手(Castrol Honda World Touring Car Team)は、オープニングラップで4番手に浮上し、トップグループで走行。しかしレース中盤の8周目にターボチャージャーのトラブルによりストップし、リタイアを余儀なくされた。

17番手からスタートしたモンテイロ選手は、好スタートを切り、1周目に13番手にポジションを上げる。そのあと、上位マシンのリタイアによって11番手となったレース終盤の10周目、セーフティカーが導入された。2周にわたるセーフティカーによる先導走行のあと、残り1周でレースが再開。モンテイロ選手は、このファイナルラップで2台をパスし、9位でフィニッシュ。地元のファンの前で見事、ポイント獲得を果たした。

レース2はおよそ5時間後の予定だったが、マシンの修復が許される時間は15分しかなかった。タルクィーニ選手のマシンは、修復が規定時間内に終わらず、グリッドダウンのペナルティーを受け、21番手からのスタート。ミケリス選手のマシンは、修復が最後まで終わらず、レース2への出走はできなかった。

17時5分にスタートしたレース2は、追い抜きが難しいコースであることと、リバースグリッドにより上位陣のペースがあまり上がらなかったことなどから、接近戦ながら順位変動の少ないレースとなった。14番手からスタートしたモンテイロ選手は、1周目に13番手、2周目に12番手、7周目に11番手とポジションを上げたが、そのあと順位は変わらずフィニッシュ。タルクィーニ選手はリスクを避け、変更したセッティングの確認とテストをメインに行い、20位でレースを終えた。

■レース1
1位:イヴァン・ミュラー シボレー
2位:トム・チルトン シボレー
3位:ミシェル・ニュケア シボレー
4位:ペペ・オリオラ セアト
5位:ロブ・ハフ セアト
6位:ジェームス・トンプソン ラーダ
■レース2
1位:ジェイムズ・ナッシュ シボレー
2位:ロブ・ハフ セアト
3位:ミシェル・ニュケア シボレー
4位:ペペ・オリオラ セアト
5位:マルク・バッセン セアト
6位:ジェームス・トンプソン ラーダ

■ポイントスタンディング
1位:イヴァン・ミュラー シボレー 282P
2位:ミシェル・ニュケア シボレー 160P
3位:ジェイムズ・ナッシュ シボレー 138P
4位:ロブ・ハフ セアト 135P
5位:ガブリエーレ・タルクィーニ ホンダ 134P
6位:トム・チルトン シボレー 111P

■マニュファクチャラー
1位 ホンダ 566P
2位 ラーダ 366P

《纐纈敏也@DAYS》

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