ヤマハ柳社長、20%燃費向上のスクーターを14年末に市場投入

モーターサイクル 新型車
ヤマハ発動機 事業説明会
ヤマハ発動機 事業説明会 全 6 枚 拡大写真

ヤマハ発動機の柳弘之社長は7月3日、都内で会見し、従来よりも約20%燃費を向上した125ccクラスのスクーター用エンジンを2014年末に市場投入する計画を明らかにした。

【画像全6枚】

柳社長は、エンジンの低燃費化について「次世代FI(電子制御燃料噴射システム)技術、高トルク・ハイギアード化、低ロス馬力で実現していくめどがつき、来年末に市場に投入する予定」と述べた。

このうち次世代FI技術は混合気濃度を学習制御で最適化するとともに使用環境に合わせてシステムをミニマム化するというもの。高トルク・ハイギアード化はエンジン使用領域の低回転化、混合気の流動強化で燃費改善を図る。低ロス馬力はエンジン、駆動系、車体のフリクションロスで実現するとしている。

さらに柳社長は、新開発エンジンを核にして、骨格、機能、外観で「それぞれバリエーションさせながら多様性、個性、新しさを造り商品展開するプラットフォーム戦略を進める」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  5. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る